千葉県八千代市の歯医者 大澤デンタルクリニック 歯科 小児歯科 口腔外科

口内のお悩みごと

口内炎の治療法

口内炎のできる主な原因とは?

「歯や入れ歯が粘膜に当たる」「乱暴な歯みがきで粘膜を傷つけた」「口の中の粘膜を噛んだ」といった『 物理的刺激 』や、「歯みがきや、うがいをしない」といった『 口の中の衛生不良 』。
また、「病気や過労などで体力が低下している」「ビタミンB群やビタミンA、ミネラルなどが不足している」といった『 体の不調 』などがあります。

口内炎の予防と対策

  • 粘膜を傷つけないために適切なブラッシングを心がけ、口腔内を清潔に保ちましょう。
  • ビタミンB2が不足すると口内炎が起こりやすくなるため積極的に摂るようにしましょう。
  • 炎症部分を刺激する香辛料の多い食事や熱い飲み物は避けましょう。
  • 喫煙の習慣がある人はタバコを控えましょう。
  • 栄養バランスの乱れや過労、ストレスによる体力低下など、体に不調がある場合は、食生活を改善したり睡眠を十分に取り、生活習慣を改善し体調を整えましょう。

当院では口内炎の症状のある患者さんに薬を用意しております

使い方:1日1回~数回(食後や就寝前など)患部に塗って下さい

  1. うがいを済ませてから軟膏をのせる指先をきれいに洗います。
  2. 口内炎の周りをやさしくガーゼやティッシュなどで水分をとり少し乾かします。
  3. 口内炎を覆うだけの量を指先に取り、のせるように軽く塗ります。(決して塗り込まないようにして下さい)
  4. 薬を塗ってから30分ほど飲食を控えて下さい。
一般的に口内炎は約10日から2週間程度で治ります。
ただし、一度に多くできる事が多い場合や、あまり頻繁にできる場合は、医師の診察を受けることをお勧めします。

口腔乾燥の対処法

口腔乾燥(ドライマウス)とは

口腔乾燥(ドライマウス)とは、加齢や薬の副作用、ストレスなどで唾液(だえき)の分泌が少なくなり、お口の中が乾きやすい症状のことをいいます。
唾液が少なくなることで、お口の粘膜の病気や虫歯のリスクが高くなり、口臭も強くなります。また口の中が乾燥すると、食事が取りにくくなったり、口の中がネバネバしたり、なかには舌が乾いてヒリヒリする場合もあります。

お口の中を保湿する

専用のジェルやマウススプレーで保湿します

噛むことで唾液の分泌を促します

  • ガムなどを噛む(キシリトールや虫歯予防成分配合のものにしてください)
  • 食事をするときには水分をしっかり取り、噛む回数を増やすよう心がける

舌の運動や唾液腺のマッサージをする

舌の運動

舌を動かすことで唾液腺が刺激され唾液の分泌を促します
  • 舌を「ベー」と出す
  • 舌をのどの奥の方へ引く
  • 口の両角をなめる
  • 上下の唇を触るようにする

唾液腺のマッサージ

3つの大きな唾液腺(耳下線・顎下線・舌下線)をマッサージして唾液の分泌を促します
正しい位置を押すとジワーっと唾液が出てきます

■他にも漢方薬などを使って改善する方法もあります。

唾液腺のマッサージ

耳下線

耳下線
4本の指でぐるぐるとほぐす

顎下線

顎下線
人差し指で顎下線を押しながら

舌下線

親指で舌下線を同時に押します